契約の重要部分を担うのが宅建士の仕事


宅建士の仕事って、実際はどんなことをしているのでしょうか。
多くの宅建士は不動産関係の会社で働いています。
その中でも、比較的私たちのイメージがつきやすいのが仲介不動産会社だと思います。

今住んでいる賃貸マンションの契約書をひっぱり出してきてみたら、署名捺印のページに“取引主任者(宅建士)”の記名押印がありました。
これが、よく言われる37条書面への記名押印というやつですね。


契約当時のことを思い出してみると、記名押印した宅建士とは別の人がいくつかの物件を回って案内してくれていました。
その人から家賃や契約期間などの話は聞いていたのですが、実際に契約する前には宅建士にバトンタッチし、重要事項説明書を見ながらもう一度しっかりと家賃等について説明されたのを覚えています。

その時は「同じことを何度も説明するもんだな」と思ったのですが、よくよく考えてみれば、契約書にハンコを押す前にしっかり説明してもらっていたので、不安なく契約できた面もあります。

説明自体はシンプルなのでわかりやすいのですが、もう少し突っ込んで自分にとってどんなメリットやデメリットがあるのか、聞いてみればよかったと今になって思います。

たとえば、私が住んでいるマンションはサブリースなのですが、その説明を聞いたときに「サブリースって何?」とは思ったものの、場所や賃料、契約期間が希望通りだったのであまり深く考えずに聞き流してしまったのでした。


宅建士は大きな責任に見合った広い知識が必要


物件を案内してくれる営業の人も、賃料や契約期間など表面的なことについては説明してくれるし、知識もあると思います。
ただ、「それってどういうことですか?」と突っ込んだ質問に対応してくれるかというと、ちょっと不安がありますね。

一方、宅建士は法的知識もあるし、日ごろから重要事項の説明も行っているので、突っ込んだ質問にもきちんと対応してくれそう、というイメージがあります


宅建士は物件の案内はしないかと言えば、そんなことはありません。
住むところを決めるまでにいくつか不動産会社を回ったのですが、宅建士の資格を持った人が営業も行っている会社もありました。
そういう会社の場合、物件の案内から契約まで通して担当してもらえるのかもしれません。
賃貸といえど、毎月数万円から十数万円の家賃を払うのですから、じっくり考えて選びたいですよね。
物件探しから契約まで宅建士が担当してくれるなら、とても心強いと思います。


まとめると、宅建士の仕事は
■ 重要事項の説明
■ 重要事項説明書への記名押印
■ 37条書面(契約書)への記名押印
などの重要な部分を担うこと
、ということができます。
大きな責任がありますね。
だからこそ、多くの人が目指し、勉強のしがいもあるのだと思います。