宅建士になったのは、今年(平成27年)から。士業になったことで、試験が難しくなるのではないか、気になります。

試験が変わると難しくなる?

宅建士試験は、年々「難しくなっている」と言われてきました。事実、個数問題が増えて、4肢択一といっても、全ての肢について判断できなければ正解できないようになってきています。問題自体も難しくなっているので、宅建士にかわって「試験が易しくなる」ということは、まず考えられません。
ただ、比較として、行政書士試験の合格率を見てみると、試験制度の変更があった後、安定した合格率になってきているので、「ものすごく難しくなる」ということも無いのではと思います。行政書士試験は、平成18年から現在の試験制度に代わり、40字の記述式問題や多肢選択問題ができ、また、一般教養問題の内容も変わっています。
受験生からは記述問題が難しいという声があるようですが、旧試験と比べると、問題は安定してきていて、きちんと勉強する人にとってやり易い試験になったのではないか、という印象です。旧試験の合格率を見ると、あまりにもばらつきがありすぎて、バクチ的な要素があります。
(行政書士試験の合格率)
年度 合格率
平成13年度 10.96%
平成14年度 19.23%
平成15年度 2.89%
平成16年度 5.33%
平成17年度 2.63%
平成18年度 4.79%
平成19年度 8.64%
平成20年度 6.47%
平成21年度 9.05%
平成22年度 6.60%
平成23年度 8.05%
平成24年度 9.19%
平成25年度 10.10%
平成26年度 8.27%

なんとなく7割とれる勉強ではダメ

結論としては、例年通りの難易度ではないかと思います。ただし、試験自体はだんだん難しくなっているので、「なんとなく」の勉強だと合格は難しそう。個数問題も確実に取れるよう、頻出問題は必ず得点できるくらいの実力をつけておかなければいけないと思います。そういう意味では、数年前と比べると難化、と言えるかもしれません。これからの合格を狙うには、合格するための勉強に絞って行かなければなりません。