独立開業のために資金をためておこう


宅建士の資格を取ったら、一人でも独立開業することが可能です。
ただ、実際に一人では外出もままならないので、少なくても2,3人でスタートするのが現実的です。
つまり、人を雇うということなので、独立開業するにはそれなりの資金が必要です。

そもそも、宅建業は免許制なので、まずは免許を取らなければなりません。
ここにもお金がかかります。

免許取得の方法は2つあり、
1つが、1,000万円を供託する方法
2つ目が、保証協会に入会する方法
です。

免許を取るだけで1,000万円かかるなんて驚きですが、不動産という高額な商品を扱う以上、家主、借主双方の保護のためにはしかたないことなのです。

ただ、それだけの資金をすぐには用意できない人のために、保証協会というものがあります。
保証協会に入っていれば、万が一の時は保証協会が家主や借主を保護してくれるので、1,000万円の供託と同じような効果があります。
1,000万円に比べれば安く感じますが、それでも初年度200万円前後はかかります。


独立開業手続きには長い審査期間


そういった資金を用意したうえで、申請書類を作って免許申請をし、免許になったら供託または保証協会に入会し、免許証交付、営業開始という流れになります。

審査に30~40日程度、保証協会の申し込みと審査に2ヶ月くらいかかると言われています(東京都の場合)。
申請時には、営業所や専任の宅建士をそろえておかなければならないので、営業を始めるまでにどんどんお金が出ていきます。



つまり、独立開業に必要なのは資格だけなく、お金なのです。
だから、将来独立開業を考えているのなら、働きながらコツコツ貯金しておくことです。
ちなみに、貯金があると融資も受けやすいので、そういった意味でも開業を考え始めたらお金をためることは大事です。


独立開業にはお金がかかりますが、営業努力次第で収入も青天井です。
最近では、働き方や住み方も個性的になってきていて、SOHO可能な物件を専門に扱っている不動産会社や、リノベーション物件を専門に扱っている不動産会社など、たんなる仲介不動産会社ではなく扱う物件に個性を持たせて成功している会社も出てきています。

どんな会社にするかは、社長次第。いつかは独立開業を目指してみたいと思いませんか?